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診療室日記555

少し前に、スタッフAが転けて、左手を負傷した。みるみる腫れたらしく、翌日には内出血を伴ったミットのようになっていた。
「早く病院行ったほうがいいよ」と勧めた。
本人は、「折れてるっぽいなあ。イヤやなあ」と言いながら、病院へ行った。
案の定、骨折。

幸い動かすのにはさほど支障なく、ギプスも必要なく、そのままくっつくのを待つそうな。

「痛い?」
「それほどでもないんです。指は動きますけど、両手でパンツを引き上げれない(笑)」
「そっか~(笑)。パンツを上げるときは言って。手伝うから(笑)」
「皆に同じこと言われてますわ~(笑)」

実際、受付嬢が着替えを手伝っていたらしい。

「姫、お召しかえでござります~やな(笑)」
「そうそう(笑)」と受付嬢。

ウチはとても和やかです。

1週間後には、ずいぶん腫れもひいたみたい。
「ミットがグローブくらいになったなあ」
「だいぶひきましたわ」と、本人笑ってた(*^。^*)。


その後しばらくして、花粉症の季節到来。皆様グスグスしている。
ウチの美人スタッフがトナカイに変身したら困るので、柔らかティッシュを準備した『鼻かみコーナー』を作った。
なかなか繁盛しているみたい。繁盛しないほうがよいのですけど(^。^;)。
花粉症を自覚しているスタッフは、皆マスクをつけている。今まで、「それ花粉症やに~」と言われつつも、「いえ、風邪です!」と、自分に言い聞かせるように言い張っていたスタッフBも、今年は「花粉症だと認めます」と白旗をあげた(笑)。

マスクをしているのだが、メガネが曇るらしい。
「なんでAさんや先生はメガネが曇らないの?」
「慣れやて~(笑)」と私。
「顔が悪いのかなあ?」
「のっぺりしたでかい顔やと安定がいいってか?(笑)」受付嬢A。
「高い鼻に、きちんと添うように曲げてさ、きちんと押さえとくと曇らないよ」
苦労しながら、慣れないマスクを合わせていた(笑)。

鼻がじゅるじゅるで口呼吸してるから、余計に曇りやすいんでしょうねえ(^_^;)。

遅がけの花粉症デビューとあいなりました。ま、軽そうだからいいですけどね(笑)。




by tamaki50 | 2019-03-04 12:07 | 診療室日記 | Comments(0)
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