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田舎って~31

ある時、カラスが飛びながら、足から緑のボールらしきものを落としていた。カラスは二羽飛んでいた。一羽が急降下してボールをつかむ。
”カラスもボール遊びするのかなあ?”と見ていたら、緑のボールのように見えていたものは、柿だった。結構バウンドしていたので、ボールのように見えたのだ。

ウチの蜂谷柿の木の、緑の実をとってきたらしい。残念ながら、蜂谷柿は渋柿だ。つついても美味しくないぞう(笑)。

今年の夏はカラスやトンビが家の近くにたくさんいた。食べる物がないのかなあ?いつもはこんなにいないのだけど。最近は山にも食べ物が減っているらしく、民家の近くに来ることが増えてきた。

ま、民家の近くには畑もあるし、食べ物は多いのだろうなあ。

裏の家の畑のスイカが、カラスに食べられてしまったらしい。「お見事に、緑の皮だけ残してたわ(-"-)」と、おばさんが悔しげに言っていた。
スイカも本格的に作っているわけではないので、数少ない一つのため、悔しさは想像できる。でもま、カラスにしたらごちそうだわね。渋柿かじった後ならなおさら~。

田舎に居ると、いろんな面白いことに遭遇します。

# by tamaki50 | 2022-09-22 13:53 | 田舎って~ | Comments(0)

診療室日記632

先日大院長のほうへ、高齢のおばあちゃんが入っていった。シルバーカーを押してはいるが、階段も自分で上がってきたようだし、なかなかしっかりしている。
チラッと見かけた私は、『90過ぎくらいかな?』と思っていた。

下の入れ歯をなくしたらしい。

「下の入れ歯をなくしたんやな。新しいのを作ればええんやな?」と大院長が確認していた。
「私はここがバカになってて、何も聞こえんの」と、おばあさんは自分の耳を指差して言っていた。
『てこずるかな?』と思いながら様子を見ていたら、結構スムーズに作業は進み、元気に階段を降りて帰っていった。勘の良い人みたいだ。
帰りにスタッフが「リフトで降りる?」と聞いたが、「ゆっくり降りてくわ。上るのも昇ってきたんやし」と付き添いの身内の人が言っていた。

その後、実家で昼食を両親ととっていたら~
「午前の最後に来てたおばあさん見たか?」
「耳がなあんも聞こえんって言ってたおばあさんやろ?」
「何歳やと思う?」
「90ちょいくらいかん?元気そうやったけど、かなり高齢みたいやったなあ」
「102やて」
「え~!?Σ(゜Д゜) 102?見えん。普通に歩いてたやん?」
「そうやなあ。頭もしっかりしてたしな。聞こえてなくても勘はいいし」

ウチの最高齢記録かもしれん。久々の大正生まれだった。
最近は元気な高齢者が増え、90代でも歯医者に治しに来る人は居るが、100越えはさすがに初めてかもしれない。

ついてきたのはお孫さんだそうで、「ウチのばあちゃん、宇宙人やからね(笑)」と笑っていた。100歳のお祝いには玄孫まで集まったらしい。

健康のため、普段から外を散歩し(安全のため一応杖をついて散歩するらしい)、週に2回ほどデイサービスに遊びに行き(そこで入れ歯をなくしたらしい)、普段は独り暮らしをしているそうな。凄いね~( ゜o゜)。

年々平均寿命は延びているようだが、健康年齢が延びるのならば、長生きも楽しいよな~と思った。
ぜひあやかりたいものである。


# by tamaki50 | 2022-09-22 13:38 | 診療室日記 | Comments(0)

つぶやき4

通勤時にトンネル4つを通るのだけど(つまり山越え通勤)、中には雨漏りしまくっているトンネルがある。
側面の、路面から2ー3mのところが所々湿っていて、水が流れた跡がある。その下には泥が積もっている。
『この位置が水脈の流れてたとこなんやろなあ』と思いながらいつも通っていたのだけど、『水と一緒に泥も流れてるってことは、どこか空洞化してないのかなあ?』とか『いつかこのトンネル崩れないかしらん?』とか、少々の心配をしながら毎日通っている。
先日は、トンネルのてっぺんから打たせ湯のようにザアザアと水が流れていた。しかも2ヶ所。

すぐに補強?修繕?したようで帰りには止まっていたのだけど。

よく見ると、水の出ていたところを覆ってサイドに水を導き、路面横の側溝に流している様子~。
そう気づいてしっかり見てみると、トンネル内に何ヵ所か同様の処置をしたところがある。

少々不安・・・(-_-;)。

この山が水脈の豊富な山だということなのかなあ?

ドーム型の部分は応力がかかっているからなかなか崩れないだろうけど、サイドの壁面は心配だなあ(;゚Д゚)。

この道路は、開通してから大規模な土砂崩れと崩落が2回くらいあった。どうも崩れやすい地形?らしい。
そう聞いてから、なるべく排気音のデカイ車の後ろは走らないようにしている。気休めかもしれないが、排気音のデカさの振動で土砂崩れや崩落が起こりそうに思うのだ。振動で緩んだ地盤は、原因の車が通りすぎた辺りで、少しずつ崩れるのではないかと~(^_^;)。

ま、備えるほうがよいのかなあと、思ってます。
とっさの判断力と行動力。トンネルが崩れた時、逃げ出せるだけの体力~。必要なものは多そうです(^_^;)。


# by tamaki50 | 2022-09-10 15:23 | その他 | Comments(0)

診療室日記631

『前歯が欠けた』というおじさまがやってきた。

「前歯が欠けた?固いものでも噛んだかな?」
「蟹を食べてたんさ」
「あ~蟹の殻には勝てんわ」
「うん。負けた(笑)」
「まぁついつい噛んでしまう気持ちもわかりますけどね、思いっきり割れたら、大変なことになりますからねぇ。ハサミで割ってくださいね」
「ハサミで割ってたんやけどな、蟹のハサミの裏側の白いとこならええだろうと~」
「足じゃなくて、ハサミのある手?あれは固いわ~。ムリよ(^o^;)」
「このくらいならええと思たんやけどなあ(笑)。またその蟹が旨かったんや(*^^*)」
「ま、美味しかったならええけどさ(笑)。加減してね~」

地元民によくあるパターンです。

地元では、夏にはワタリガニのシーズンとなるので、よく食べます。殻は歯で割る人が結構いて、しばしば歯を欠けさせてしまいます。蟹に夢中になって、ハサミを遣うのが面倒くさくなる気持ちはわかりますけどねえ(^▽^;)。

”ひと手間かけて、歯を守り~”といったところでしょうかねえ。








# by tamaki50 | 2022-08-25 16:06 | 診療室日記 | Comments(0)

診療室日記番外編63

「先生~スタッフトイレの汚物入れが、ついに壊れました」
「ついに壊れたかあ。新しいの探してくるわ」

ウチの汚物入れはずいぶん昔の物で、かなり大きめサイズ。プラスチックが劣化し、可動式蓋の一部が割れていた。

男性はあまりイメージがないのでしょうが、女子トイレには必ず個室ごとに汚物入れが置いてあります。

久しぶりに探しに行きましたが、最近はあまり大きなものは無いようで、売っているのは一般的に小ぶりです。ウチは女性スタッフが多いため、大きめサイズを置いていたのですが~(^▽^;)。歯医者は女性スタッフが多いですもんね。

「最近の汚物入れって、小ぶりなのが多いのね。今のよりずいぶん小さいから、もう少し探してみるわ」
「小ぶりでもいいですけどねえ」とスタッフ。
「そやなあ。今は汚物入れが必要なスタッフの方が、人数少ないもんね(笑)」

働いている人の平均年齢が高い我が職場では、汚物入れが必要なスタッフは少ない。二人だけかな?(笑)この二人が妊娠出産していた2-3年前は、ほとんど稼働していなかった(笑)。今も一人は妊娠中だ。ということは、一人しか利用していないわけやね(^▽^;)。

「患者さんも汚物入れの利用者は少ないし、小さめでも問題ないですけどねえ」
「そうやなあ。町民の平均年齢が65歳やからねえ」
「でも、尿漏れパッドがあるかもしれん」
「そやな。それは言える。だとしたら、ある程度の大きさが必要やな(笑)」

結局、劣化した蓋を私がかわいくリメイクして、そのまま使うことにした。リメイクの出来が良かったので、私本人は満足だ。
スタッフも「かわいい~。これでいいじゃないですか♪」と言ってくれた。

平均年齢が高くなると、会話の内容が違います(^▽^;)。





# by tamaki50 | 2022-08-25 15:57 | 診療室日記番外編 | Comments(0)