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田舎って~19

地元のチェーンスーパーが、全店閉店した。伊勢志摩地方にチェーン展開していた老舗のスーパーなんだ。最初の店舗は、かれこれ40年前くらいになるかな?うちの地元の店舗は、私が高校一年生の時にオープンした。
なぜそんなに鮮明に覚えているかと言うと、当時下宿していて、下宿で「”N町に初のスーパーオープン!”って新聞に書いてあるよ」と言われ、なんとなく恥ずかしかった記憶があるのだ(笑)。
スーパーがオープンするだけでニュースになるなんて~。なんとなくねぇ。

その後、スーパーはもう一軒増え、二軒になって久しい。今はホームセンターもでき、なかなか便利~。しかし、個人商店はずいぶん減ってしまった。

そんな中での今年のスーパーの閉店。

私が情報を聞いたのはかなり遅く、”閉店後はローソンになるらしい”と聞いた。私としては、道の駅のような地場産の農作物や魚介類やお惣菜・お弁当を扱うような、地元密着型で高齢者のやりがいにつながるような店になって欲しかった。引き受け手がいなければ、私が言いだしっぺでNPOでも立ち上げてしたのになあと残念だった。

私の考えとしては、高齢者で畑をしている人々が食べきれず持て余していることが多いので、産直コーナーに商品を出し、やりがいと小遣い稼ぎになればよいな~と思ったのだ。買う方は安く買えてホクホク。魚も小さなものや揃わないものも出品できる。無駄が減り、売る方も買う方も双方ホクホク。
お惣菜やお弁当は、町内の飲食店に協力を仰げば、結構集まるだろうし、ひとり暮らしで少食になってしまい、外食もできない高齢者には、なかなか重宝になると思うのだ。

余裕ができたら、移動販売もすればよいと思うし。良い品物が集まれば、町外からもお客は来るだろう。そうなれば町全体が活気づく。スーパーの跡なら、少々の改装くらいで済むだろうしなあ~と漠然と考えていた。残念!!


スーパーが一店舗に減り、駐車場が足りないだの店舗が激混みだの、問題が起こってきている。隣町でも”買い物難民”が出てきているようだ。すでに個人商店が数多く閉店しているため、不便なことこの上ない。

コンビニは3店舗になったが、1キロ強の範囲にコンビニ3店舗もあってもねえ。もう少し生鮮食料品を扱うローソンができるかも~と期待していたのだが。コンビニはスーパーの代わりにはならない。便利ではあるけれども。

生鮮食料品を扱うお店が欲しいものだ。漁場に住んでいるのに、個人で魚を買うことができない。なんだかなあ~である。地方には地方の、問題が山積みである。

田舎に活気が戻って欲しいと常に思っている私は、頭の中はフル回転だ。考えはたくさんあるのだが、時間と身体が足りない。あ~あ。分身の術が使えたらなぁと切に思う。


おまけ:「分身の術が使えたら、いろんなしたいことがあるわ」と友人H氏に言ったら、「分身の術かあ。僕なら分身に働かせて、僕は寝る♪」と言っていた。そういう考えもあるわね(笑)。





by tamaki50 | 2017-09-06 16:45 | 田舎って~ | Comments(0)
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